「猫が好きだけど、猫アレルギーがあるから飼えない…」
そんな方が猫種について調べていると、「サイベリアン」という猫をよく見かけるのではないでしょうか。
サイベリアンは
「猫アレルギーの人でも比較的症状が出にくい可能性がある猫」
として紹介されることがあります。
しかし、
- 本当に猫アレルギーでも飼えるの?
- なぜサイベリアンはアレルギーが出にくいと言われているの?
- 実際のところどうなの?
と疑問に思う方も多いと思います。
この記事では、
- 猫アレルギーの原因
- サイベリアンが注目される理由
- 研究データ
- 実際の体験
をわかりやすく解説します。
※猫アレルギーの症状には個人差があります。本記事は一般的な傾向や我が家の体験をもとにしており、すべての方に当てはまるものではありません。猫アレルギーが心配な方は、医師や専門家に相談のうえで判断してください。
サイベリアンについてさらに詳しく知りたい方は、我が家の体験談も参考になります。
▶︎ 子どもが猫アレルギーでも猫は飼える?サイベリアンと暮らす我が家の体験談
猫アレルギーの原因は「Fel d1」というタンパク質
猫アレルギーが起こる仕組みは、次の図のようにFel d1というタンパク質が空気中に広がることで発生します。

猫アレルギーの原因として最も知られているのが
「Fel d1(フェルディーワン)」というタンパク質です。
猫アレルギーの原因の約90%は、このFel d1というタンパク質だと言われています。
Fel d1は主に次の場所から分泌されます。
- 猫の唾液
- 皮脂腺
- フケ(皮膚)
猫は体を舐めて毛づくろいをする習性がありますよね。
そのとき唾液に含まれるFel d1が毛に付着し、乾燥すると空気中に舞います。
これを人が吸い込むことで、アレルギー反応が起こります。
つまり猫アレルギーは、
「毛」ではなく「アレルゲン(Fel d1)」が原因であることがほとんどです。
そのため、短毛種でもアレルギー症状が出ることがあります。
サイベリアンは猫アレルギーが出にくいと言われる理由

サイベリアンはロシア原産の長毛猫で、ふわふわの被毛と穏やかな性格が魅力です。
そして、このサイベリアンは、
Fel d1の分泌量が比較的少ない個体が多いとされている
ことから、海外では
「低アレルゲン猫(Hypoallergenic Cat)」
として紹介されることもあります。
ただし注意したいのは、
すべてのサイベリアンが必ずアレルギーを起こさないわけではない
という点です。
猫アレルギーの症状は
- 個人差
- 猫の個体差
によって大きく変わります。
サイベリアンの性格や被毛の特徴、日常のケアについてはこちらの記事で詳しく紹介しています。
▶︎ サイベリアンの性格・被毛・ケアまとめ
研究でもサイベリアンのFel d1は少ない傾向があると報告されている
海外の研究では、一般的な猫と比べてサイベリアンはFel d1の分泌量が少ない個体が多いという結果が報告されています。

Fel d1は猫アレルギーの主な原因となるタンパク質のため、この分泌量が少ない猫であれば、アレルギー症状が出にくくなる可能性があると考えられています。
ただし、
- すべてのサイベリアンが少ないわけではない
- 個体差がある
とも指摘されています。
猫アレルギーが心配な場合は、実際に猫と触れ合ってみたり、ブリーダーに相談したりすることも大切です。
実際に海外のブリーダーでは「アレルギーテスト(猫と接触して症状を見る)」を行ってから迎えるケースもあるようです。
我が家でも猫アレルギーの子どもとサイベリアンを飼っています

我が家では以前から、「いつか猫を飼いたいね」と家族で話していました。
ただ、子どもはもともと鼻炎があり、ハウスダストにも反応することがあったため、「もしかしたら猫アレルギーもあるのかな?」と気になっていました。
そこで猫アレルギーについて調べていく中で知ったのが、サイベリアンという猫種。
サイベリアンは、比較的症状が出にくい可能性がある猫種として紹介されていました。
現在はサイベリアンと一緒に生活していますが、
大きなアレルギー症状は出ずに暮らすことができています。
もちろん、
- 掃除をこまめにする
- ブラッシング
- 部屋の換気
などの対策は意識しています。
我が家の詳しい体験や、実際にどのような症状だったのかについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。
▶︎子どもが猫アレルギーでも猫は飼える?サイベリアンと暮らす我が家の体験談
猫アレルギーとサイベリアンの関係【まとめ】

サイベリアンは猫の中ではアレルゲン(Fel d1)が少ない傾向があると言われており、猫アレルギーがある家庭でも比較的選ばれやすい猫種です。

しかし、繰り返しになりますが、
猫アレルギーの症状は
- 人の体質
- 猫の個体差
- 生活環境
などによって大きく変わります。
そのため、猫アレルギーがある場合は
- 実際に猫と触れ合ってみる
- ブリーダーに相談する
- 家族でよく話し合う
といったステップを踏んでから迎えることが大切です。
サイベリアンは、猫アレルギーの人にとって比較的選択肢の一つになり得る猫種ですが、体質や環境によって症状が変わる可能性もあるため、慎重に検討しましょう。
猫アレルギーがあっても猫と暮らしたいと考えている方は、サイベリアンという猫種について情報を集めたり、実際に触れ合ってみたりすることから検討してみるのも一つの方法かもしれません。
猫アレルギーの子どもがいるご家庭での猫との暮らし方については、体験談をまとめたこちらの記事もご参考ください。
※猫アレルギーの症状には個人差があります。本記事は一般的な情報と体験をもとにした内容であり、すべての方に当てはまるものではありません。症状が心配な場合は医療機関などの専門家に相談することをおすすめします。
